愛媛県松山市菅沢町の市野外活動センターで24日、恒例のタケノコ掘りがあり、市内外の家族連れらが旬の味覚を求めてくわを振るった。
 身近な自然に親しみ、家族やグループの親睦の場にしてもらおうと、センターが20年以上続ける人気イベント。1シーズンに4回ほど実施しており、今回は約240人が参加した。
 集まった参加者は20分ほど歩いて広さ約1.5ヘクタールの竹林に移動し、地面から顔をのぞかせるタケノコを見つけて大興奮。センター職員のアドバイスを受けてくわを握ると、おいしそうなものを見定めては次々と掘り出していった。
 昨年からイベントを支援する地元の五明地区まちづくり協議会が用意したタケノコずくめの昼食や、市民が寄贈したこいのぼりの掲揚式などもあった。次回は5月1日に行う。